武道館戦記 其之二

tukuyomi04122005-05-11

 楽しくも忙しい交流も、終わりの時間がやってきます。終に、梨華ちゃん卒業コンサートが始ります。

 もう5公演目か・・・・結構見たのかな?全国制覇の酔っ払いには遠く及びませんが。セットリストも殆ど知ってるし、どういうMCあるのかも知っている。でもいつもと違う雰囲気が漂う。そう、卒紺の独特の緊張感がやってきます。周りを見渡せば、これに賭けてスタンバっているヲタ達。当然のように巻き起こる「梨華ちゃん」コール。ふと思う。「ヲタ始めたのは4期から。これでよっすぃ〜は1人になるのか。リーダーにもなるし、こんな日が来るとは考えてなかったな。」と。そんな思いとは裏腹に、フラッシュライトが輝く。さぁ卒紺が始ります!!

 ( ゜,_ゝ゜)「あの・・私の席、1階スタンド頂上で、モニターが見れないんですが・・・・」

 いきなり、へこむなぁ。海老状にしゃがんだら、辛うじて見れるって、武道館、本当に使えない。

 そしてマンパワーが始る。そう賽は投げられたのである。本来いるはずの矢口の声が聞こえないのが寂しい。しかし、彼女達はプロ意識を持って、歌い踊る。σ(゜∇゜ )が最も気に入っている、浪漫が始る。「空と言う、無限のキャンパスがある〜」梨華ちゃんの浪漫における最大の山場だ。がんばれ、強い女の子達。そう願いながら、見続けました。

 最初のMCが始るとき、我等が新エース、ミラク久住小春の登場。会場がヒートアップ!!「小春」コールが湧く。いやぁ、初々しい小春ちゃんに皆が大騒ぎ。卒業と追加を繰り返す娘。の象徴のようなステージとなる。何気に、小春ちゃんを気遣う、新リーダーよっすぃ〜。大丈夫、きっと大丈夫。この大任をこなしてくれそうです。

 盛り上がる曲が続き、やがて、ゲストが歌う時間に。先ずは、先頭を切るのは美勇伝。新曲「紫陽花アイ愛物語」の初披露。梨華ちゃんは、この曲をひっさげ新たな道を進む。美勇伝にとって、重要な位置づけとなる曲。サビに、和のテイストが凝縮された、ポップな名曲。これならば、皆様にお勧めできます。出発にふさわしい曲ですね。好感触にニンマリしながら、ステージは続きます・・・・・

 ( ゜,_ゝ゜)ロマモーの時間ですよ

 あぁ・・・結局今回も低い天井ばかり見る羽目に・・・・気が付けばロマンスですか^^まぁ、前を見なかったという悔いもあるが、紺を楽しみきった満足感もありますね。

 コンサートは加速して進みます。ヲタの感情などにかまっている場合ではないのです。会場一体となって盛り上がる。気が付けば、もうアンコールの時間・・・終焉が近づきます。

 ヲタは忙しいです^^アンコールも重要なのですが、卒紺の定番となったサイリウム祭りを行わなくてはなりません。色は当然ピンク。部屋をピンク一色にする、ちょっとキテル梨華ちゃんのための色。特に今回は主だった宣伝も無いのに、皆がピンクのサイリウムを持ってます。マンネリしてきたとか言われますが、でもヲタの思いを届けるための、最凶ツール。梨華ちゃんの、卒業を迎える準備は整いました。

 先ずは新曲披露から。ちょっと、このセットリストの順番は疑問を感じますね。アンコール後に直ぐに卒業イベントに進んで欲しかったのに。新曲披露は、コンサートの1番目で良かったんじゃないでしょうか?疑問に思いながらも、最後の大阪恋の歌を聞く。

 そして、卒業イベント本番に。先ずは、梨華ちゃんからの手紙の朗読。今までに無いパターン。今までならメンバーから卒業者への贈る言葉になるのですが、今回は趣向が変わります。姿勢が海老のような形で見るも、気にしてられない。改めて思う。今回はただお涙の卒業式にする気が、梨華ちゃんには無いと。寒いのは梨華ちゃんの個性^^でも毅然とした態度で手紙を読んでくれた梨華ちゃん。本当に、ポジティブになったんだなぁと思います。そして梨華ちゃんの代表曲を歌うことに。あえて曲名は内緒にしておきますが、場内は大盛況。梨華ちゃんPPPHを発狂したかのように叫ぶ。5年がんばってきたけど、歌は、「梨華ちゃん」そのままなのに、嬉しいやら、心配になるやら。でも、この曲は名曲だと改めて思いますね。美勇伝紺でも聴ける事を祈りますよ^^

 そして、メンバーから、梨華ちゃんへの餞の言葉が送られます。やっぱりヲタの方々は涙ぐむ人が出てきてます。周りがしんみりした中、何か違和感を少し感じてしまったσ(゜∇゜ )・・・各年少メンバーが涙を堪えながら気持ちを送る。感動のシーンで有るはずなのに、何も心に届かなかったσ(゜∇゜ )は冷酷なんだろうか。卒紺もこれで3回目の参戦で飽きたんだろうかとも思いました。ただ美貴様の、ぶつかった事も合った発言と共に、口を歪ませた時は少しぐっと来ましたが。

 そして最後にσ(゜∇゜ )の押しであり、娘。のリーダーであるよっすぃ〜の順番が来ます。いつもの事だけれど、よっすぃ〜は「泣かない女の子」笑顔で、時々Σ (゜Д゜;)っと思わせる発言をしながら梨華ちゃんを送ります。2人は美勇伝モーニング娘のリーダーとして、突き進むと励ましあいながら。

 そして、最後は梨華ちゃん初センターの「ザ☆ピ〜ス!」σ(゜∇゜ )は最後だという思いを込めながらPPPH梨華ちゃんと一緒にピースするのもこれで最後なんだから、全力投球ですね。周りのヲタも狂喜乱舞の大騒ぎ。こうして最後の曲が終わる。無事終了して、恒例の皆で万歳。

 ( ゜,_ゝ゜)なんかこんなものなんだな・・・・

 と妙に冷めているσ(゜∇゜ )。梨華ちゃん最後なのにな・・・

 メンバーが去った後、再びよっすぃ〜梨華ちゃんが、登場。2人が手をつないで、ステージを狭しと走りながら手を振って観客に礼をします。こっちにも全力で走ってきてくれます。花道在って本当に良かった。2人の笑顔がとっても、卒業の悲しみよりも、新たな門出を誇るようにこぼれています。2人はこれからも、リーダーとして、笑って走っていくような期待をさせてくれます。2人が仲良く手をつなぎステージ中央に戻ると、よっすぃ〜が「梨華ちゃん・ヲイ」コールを観客に煽ります。σ(゜∇゜ )も全力で叫びますよ。梨華ちゃんはそれに答えるように「はっぴー」と返してくれました。2人は最初から最後まで笑顔で卒業コンサートをやりとげました。

 他押しの方には申し訳ないですが。σ(゜∇゜ )にとっては、最後の2人きりの挨拶が。卒業式の全てだったような気がします。最後の2人の挨拶で初めて、卒業の重みを感じることができました。やっとここで感動したのです。この2人には、涙なんて無くても十分に感動させてくれるんだ、と言う思いでいっぱいになってしまいました。むしろ、涙なんて安っぽくさせるだけじゃないのかと思ってしまうぐらい。(ホントごめんなさい)2人の仲良く走っている姿は、一生忘れられない思い出となりました。そして、σ(゜∇゜ )はこれからも、モーニング娘。美勇伝を応援し続けたい。なんか、2人にまた、やる気を貰ったわけですから。

 ちょっと他メン押しの皆さんが不快になったならごめんなさい。でもやっぱり、石吉は最高だと断言しちゃいますよ^^